令和5年12月27日にものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)の17次に関する公募要領が公表されました。

【ものづくり補助金 17次公募に関して】

ものづくり補助金 令和5年度補正予算の内容
ものづくり補助金17次公募要項より引用

令和5年度のものづくり補助金に関する補正予算より新たに「省力化」や今後成長が見込まれる分野(DX・GX)に関する申請枠が新設されました。

今回の17次公募では「省力化(オーダーメイド)枠」のみの公募です

そして、新制度では申請枠だけでなく、その他要件や審査方法が変更されています

主な変更点

  • 通常類型に補助率引き上げ要件として「新型コロナ回復加速化特例」が追加
  • 大幅賃上げに係る補助上限額引き上げ特例が拡充され、条件を満たすことで補助上限額を最大2,000万円まで引き上げ
  • 交付候補者決定前において、一定の投資規模の事業計画に取り組む事業者に対し、新たに口頭審査を実施(17次公募では2024年4月1日(月)~2024年4月12日(金)に予定されており、所要時間は1事業者15分程度。審査は申請事業者自身が対応し、その他支援者などの同席は一切認められない)

経済産業省 ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金について(Ver.1.0)より引用

公募要項によると18次公募(時期未定)は「省力化(オーダーメイド)枠」、「製品・サービス高付加価値化枠」、「グローバル枠」の公募を予定しているようですが、令和5年度補正予算に基づく公募は2回程度(今回の17次公募と次回予定されている18次公募)が予定されており、いずれも令和6年12月10日までに実績報告まで完了が必要で延長も認められません。

補助事業の実施期間を考慮すると、18次公募での応募ではかなりタイトなスケジュールになることが予想されるため、今回の17次公募でチャレンジしておくことが得策と考えられるでしょう。

我が社では、豊富な支援実績をもとに事業者様の補助金申請のバックアップを行っています。

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